# 未来のパーマ # 3

みなさまこんにちは

年内中に新しい概念のパーマを作るべく
不定期に更新しています
# 未来のパーマ

#3でございます

前回まではこちら↓
さて

・不快感・かけ方は前回までに書いたので

今回は問題点の残り1つ
・薬剤

についてなのですが
ケミカルな話になるので
ご了承ください🙇


ほとんどのパーマ液の1液に含まれている成分
・還元剤
・アルカリ剤
・水
・保護成分

当然ながら
それぞれにとても大な役割があります

特に
・還元剤
・アルカリ剤
はパーマをかける上で要です

問題は
これらが
パッケージになっている部分

かなりざっくりな言い方ですが
役割が分担されているのに
パーマ液を選ぶ時にかかりの強さの弱中強
みたいな分類しかない

細かいこと言えば
還元剤の種類、アルカリ剤の種類で
質感やかかりの弾力等の調整はできるのですが


肝心要の還元剤、アルカリ剤の調整は
パッケージでしかなく

より細かな調整が出来ないのです

要するに

アルカリ剤そんなにいらなくて
還元剤多めでいんだけどな~

みたいな調整が出来ず
この場合現行の薬剤では
無駄にアルカリ剤によるダメージをうけます


これ
なんでパッケージかというと
おそらくなんですが

このパーマ液かかりますよっていう
メーカーの保険的な要因が大きいと思います
マニュアル操作じゃなくてオートマチック的な


かからないと困るのはメーカーだけど
髪が傷んでこまるのはお客さまって話で


もうね
同じパーマという作業を50年も続けて
継承してきている美容師さん達は

パーマかけるって事
薬剤がどう反応するかって事

数値で説明できなくても
わかり尽くしてる
言わば

おばあちゃんの知恵袋👵

理由はよくわからないけど
そうなっちゃうやつw



メーカーさん達が思っている以上に
パーマ液の事を美容師さん達は知り尽くしている

長年使い倒してきたから
限界も知っている
だからパーマに
伸び代を感じられないよね


とても残念な現状だと思う
メーカーもお金になりやすい
カラー剤やトリートメント剤に力を入れるのは分かるけど


おかげでサロンでは
パーマではなく
アイロン仕上げばかり

私は
それでいいって思ってなくて

だって巻くの面倒じゃん
時間かかるし

あ、お客さまがね(>д<)
私がじゃないよ~

もういい加減
アイロンの巻き方だ何だって
お客さまにスタイリングの時間も
熱によるヘアダメージも負担かけるのは
終わりにしていきたいもんですね


まだまだ
見えてない部分が多すぎる未来のパーマなんですけど

ロッドを未使用のパーマのかかり上がりです
青い線で囲まれている
2束だけ
実験してみました

薬剤が肌に触れる事もなく

施術時間は
2束だけだから
かけはじめから終了まで5分くらい

少しずつ形になってきておりま~す(・∀・)v

では!

瀬賀 龍

美容室unsarto poi店主がよくあるような美容室の日常を綴ります

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